パーキンソン病、カフェイン血中濃度で早期診断の可能性!新薬?

コーヒーなどに含まれるカフェインは、脳の神経細胞を保護する役割があるとみられています。神経細胞の死というのはパーキンソン病やアルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)などの原因となっています。そのため、カフェインが、それらの病気の発症を抑える物質を含んでいる可能性があります。

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パーキンソン病の症状とは?

50代以降に発症することが多く、脳の異常のために、手足が震える、筋肉がこわばる、動作が遅くなる、初歩きづらくなるなどの体の動きに特徴的な症状がみられます。

パーキンソン病の原因は?

加齢、ミトコンドリア障害、細胞に負荷がかかる酸化ストレスなどによって、ドーパミンを生成する神経細胞が変性します。その結果、ドーパミンが足りなくなり運動障害を引き起こします。

今回の発表は?

順天堂大の斉木臣二准教授や服部信孝教授らが2018年1月4日、米神経学会誌ニューロロジー電子版に発表した内容によると、パーキンソン病患者はカフェインの血中濃度が低い事がわかりました。

実験では、平均年齢60代でカフェイン摂取量がほぼ同じ108人のパーキンソン病患者と31人の健康な人で、血液中に含まれるカフェインやカフェイン代謝物質10種類の濃度を比較しました。

その結果は?

108人のパーキンソン病患者は血中カフェイン濃度が低く、カフェイン摂取量増やしても濃度が上がりにくいことが判明しました。カフェイン分解酵素の遺伝子に異常は無いため、小腸でのカフェインの吸収率健康な人の3分の1程度と低いと結論されました。

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新薬の開発?

カフェインを人並みに摂取していてもカフェインやカフェイン代謝物質の血中濃度が3分の1程度の場合、パーキンソン病を発症しやすいもしくは、発症し始めていると考えることができます。それにより、採血検査で早期診断できる可能性も出てきました。今後は、カフェインを皮膚から吸収できる新薬の開発も視野に入れているそうです。

パーキンソン病に効果的な新薬が開発される事を期待しています!

コーヒーは1日何杯がいいの?

EFSA(欧州食品安全機関)が示したカフェインの 安全性に問題のない摂取量は、健康な成人で1日 400mg、妊婦・授乳婦で200mg、3-18歳の小児で3mg/kg 体重までとなっています。コップの大きさにもよりますが、コーヒーの適切な摂取量はコーヒーカップで1日3-5杯程度が良さそうです。

まとめ

カフェインは、脳の神経細胞を保護する役割があるとみられています。

パーキンソン病患者は血中カフェイン濃度が低く、カフェイン摂取量増やしても濃度が上がりにくいことが判明しました。

カフェイン分解酵素の遺伝子に異常は無いため、小腸でのカフェインの吸収率健康な人の3分の1程度と低いと結論されました。

それにより、採血検査で早期診断できる可能性も出てきました。

カフェインを皮膚から吸収できる新薬の開発も視野に入れているそうです。

コーヒーをおいしくいただいて病気の予防になるならうれしいことですね!

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